代表者挨拶
私たちは、「国内の脳血管内治療に革新的な変革をもたらす」という使命のもと、日々挑戦を続けてまいりました。くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤は、発症すれば患者様の命や生活の質(QOL)に甚大な影響を与える疾患です。従来のフローダイバーター(FD)ステントは、治療効果は高いものの、分岐血管を閉塞させるリスクや術後再破裂の可能性など、いくつかの課題が指摘されてきました。これらの課題に対し、私たちはバーチャルステント機能を有した治療計画プログラムや数値流体解析(CFD)技術を活用し、脳血管構造や動脈瘤の形状に応じた最適な治療計画を全く新しいアプローチで確立しました。
2022年8月には、純国産「PENTASステント」及びそれに付随した治療計画プログラム(バーチャルステント及びCFD機能)の国内承認を取得し、術前・術中におけるシミュレーションとステント可視化が可能となりました。現在は2025年の販売開始に向けて、さらなる製品改良に取り組んでおります。
私たちは、単なる製品開発にとどまらず、「医師の技術的ニーズに寄り添ったものづくり」そして「患者様一人ひとりに最適な治療の実現」を追求してまいりました。その結果として、より安全で確かなステント治療を可能にし、患者様のQOL向上に貢献しております。
また、これらの取り組みは、海外製品の寡占状態が続く国内市場に一石を投じ、真に国産の技術で医療に貢献するという私たちの信念の体現でもあります。これからも私たちは、革新性と信頼性を兼ね備えた医療機器の開発を通じて、社会に価値を提供し続けます。
今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
株式会社PENTAS 代表取締役
金井 智彦